山形に来てから、フクロウ探しに東奔西走するも収穫なし。木の葉が落ち視界が良く
なってきたと思ったら今度は降雪。それも半端なく。結局探しに行けなくなって、フラスト
レーションはたまる一方。
それじゃあ帰省の途中野辺山に寄っちゃえー ってことで今シーズンも行ってきました
フクロウウオッチング。
東京までは夜行バス、そのあとは中央線で小淵沢へ。途中青空のもと富士山や南アルプス
の山々を楽しむことができました。やっぱ青空いいわー。それだけで気分が晴れます。
12月後半はずーっと雪だったし、、、、っていうか暴風雪 （＾−＾；
八ヶ岳が見え始めるとだんだん気分がのってきます。小海線に乗るころにはすでにルンルン（古っ！）
気分に。まあここ最近の冬のお楽しみイベントだし。。。。。(^o^ゞ
途中カモシカや吐竜の滝をみて清里とーちゃく。 電車で来るのも結構楽しいかもー
八ヶ岳の上のほうは積雪していたけど、清里・野辺山はほとんど雪がないような状態。
一緒に乗ってきた子供たちが、線路脇にちょっぴり残る雪を見て興奮してた （＾-＾）。
（少年よ そんなに雪がほしければ捨てるほどあるから送ってやるぞ 笑）。
駅前で昼食を済ませようと思ったけどかなり閑散とした状態。最近はスキー客も少ないらしく
開いている店も数件。観光客も皆無っていうか まあほんとは今日が仕事納めで、いわゆる
平日だからか？ 何とか食事を済ませ、その後ペンションに電話して送迎してもらいました。
ブログでチェックしていたので、今年は鳥が少ない、フクロウも出が悪い、コミミズクは安定
して出てくれるとわかっていたのですが、実際ペンションの餌台の様子をみてちょっとびっくり。
いつもは喧嘩しながら餌を食べている、シメ、イカルが一匹もいない！！
カラ類も数羽、ニューナイスズメが２０羽程度と閑散としています。冬鳥だけでなく留鳥もいないとは・・・
いったいどこへ行った？？ 何が起こっている？？？
コミミは早い時間から飛んでくれるということで、１４時３０分に出発。今回はあきる野から来た
方と一緒です。この方 500mm F4のかなーり大きなレンズを使用するようなので、軽装備の
私が助手席に座ることに。このフォーメーションが最後に幸運を呼ぶことに。
まずはシラガホオジロを探しつつ、フクロウの銀座通りに行ってみるも、まだ出ていない様子。
そこで次にコミミのポイントへ移動。もう人がかなりいます。山梨・長野ナンバーの車ばかりです。
「八ヶ岳 四季の野鳥」の吉野さんも来ています。
で、すでにコミミは飛びはじめています。が、トビとカラスとチョウゲンボウが入り混じる大混戦状態。
特にトビは10数羽飛んでいて、距離があると何が何だかわからない状態に。
しかし時間が経つにつれて飛ぶのはコミミだけになりました。それも４羽が入り乱れて飛ぶ状態。
普段は枝とかに留まらないらしいのだが、今日は長時間留まってくれる大サービスぶりも。
私はBORG 60EDを手持ちで振り回し、飛行中のコミミがフレームインするたびに
シャッター押しっ放し（笑）。 4羽いるといったいどの個体に狙いをつけてよいのか 贅沢な悩みが発生します。
コミミズク １ ２ ３ ４ ５ ６ ７
ちょっとコミミに熱中しすぎて、フクロウ探しが遅くなってしまったけど、探索開始！
しかーし 昨シーズンあれだけいたフクロウが全然見当たらない。
今回は助手席で、前方視界が良いので電線にも気を配るも見つかりません。
おまけにかなりの木が伐採されていたり、道路が拡張されたりと、ずいぶん環境が
変わってしまっていました。大丈夫かフクロウ？？
かなーり暗くなっても目を凝らして探します。そして最後にフクロウの銀座通りを見て帰りましょう
ってことになり、慎重に車を進めます。しかし日の入り後30分近くたっていて、森の方向はほとんど
木の輪郭がシルエットでしか見えません。そんな中、前の電線に留まる丸い何かを私が発見！！
「あれ フクロウじゃないですか」 双眼鏡で見ると間違いなくフクロウです。
暗くて、撮影には至りませんでしたが、最近の出現傾向を見れば会えただけでも上出来か？
次の日の朝は、残念ながらコミミもフクロウも発見に至らず。後ろ髪ひかれる思いで清里駅を
後にしました。
にしても、鳥が少ない野辺山・清里でした。全国的に今冬は鳥が少ないらしい。
山形1年目の私は、比較できないのですが北日本も同様なのだろうか？
雪が降れば状況も変わるでしょうとのことですが、原因はなんでしょう？ 野山に餌が豊富で
里山に降りてくる必要がないのではとの予想もあります。それとも震災の影響でしょうか。でも
夏鳥は少なかったという報告はあまりありません。
今後の状況を注目です。
あっ 野辺山には今シーズンあと1回くらいは行きたいなあー 無理かなあー
フクロウの出次第かなあ・・・・・
